フェンシング選手である江村美咲さんの父親・江村宏二さんも何とオリンピック選手で日本代表監督も務めた、華麗な経歴の持ち主だそうです。
そんな江村宏二さんの生い立ちやキャリア、フェンシングとの関わりについて紹介しています。
では江村美咲さんの父親・江村宏二さんがどのような人物か詳しくみていきましょう!
江村美咲の父親はオリンピック選手で日本代表監督も独学だった?
江村美咲の父親は独学でフェンシングをしていた!?
江村美咲さんの父親は、江村宏二さんです。
江村宏二さんは1961年2月22日生まれの大分県出身で、63歳(2024年7月現在)です。
江村宏二さんは中央大学経済学部を卒業し、現在は社団法人日本フェンシング協会に所属しており、昭和音楽大学で体育の講師もしています。
江村宏二さんがフェンシングを始めたのは高校2年生のときだそうです。
その当時、指導者がいなかったため、江村宏二さんは本を読んで独学で練習をしたことをインタビューで明かしています。
フェンシングの基礎を学ぶために、友達と二人で本を買い、構えや突き、防御などを真似しながら技術を習得していったそうです。
また、フェンシングが強い中央大学に入学するために、高校3年生のときには顧問の先生の家に泊まり込み、勉強を教えてもらいながら猛勉強したとのことです。
私は、フェンシングの本を読んで基礎を学んだ。高2で始めたが、教えてくれる人がいなかった。仕方なく、友達と2人で本を買い、最初の構えから、突き、防御などをまねた。勉強ができる方ではなかったが、当時 フェンシングが最も強かった中央大学に入るため、高3の時は、顧問の先生の家に泊まり込んで勉強を教えてもらった。
【引用元:日刊スポーツ】
江村美咲の父親はオリンピック選手で日本代表監督で社長で大学教員?
大学に入学した江村宏二さんは、フェンシング選手として大きく成長し、1988年のソウルオリンピックではフルーレの代表選手として出場しています。
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そして、現役引退後は指導者となり、2008年の北京オリンピックで太田雄貴さんが銀メダルを獲得した際には、フェンシング日本代表チームの監督を務めました。
その後、2017年に株式会社エクスドリーム・スポーツの代表取締役社長に就任し、「フェンシングの底辺拡大することが恩返し」と語っており、現在は昭和音楽大学で体育の講師もしています。
江村宏二さんは現在も国内外を問わず、精力的に若い世代の育成に取り組んでいます。
江村美咲の父親は家では寡黙で負けても怒らない!
江村美咲の父親は家では寡黙でフェンシングの話はしない!
江村美咲さんの父親・江村宏二さんは、家庭では寡黙でほとんどフェンシングの話をしないようです。
江村美咲さんによると、父親の江村宏二さんから練習を強制されたことは一度もなく、江村美咲さんは「厳しく指導されたの?」とよく聞かれるそうですが、全くそんなことはなく、常に優しく見守ってくれる存在だったと語っています。
そして、楽しくのびのびとフェンシングに取り組むことができたからこそ、ここまで成長できたと江村美咲さんは感じているそうです。
父は元日本代表監督だったため、「厳しく指導されたの?」とよく聞かれますが、全くそんなことはありません。私を常に優しく見守ってくれる、本当に心強い存在です。楽しくのびのびとやらせてくれたからこそ、ここまで成長することができました。
【引用元:読売新聞オンライン】
なお、江村宏二さんは「教え導くというよりは、自分から好きになって、もっとやりたい、もっと勝ちたいと思ってほしい」と話しています。
「教え導くというよりは、自分から好きになって、もっとやりたい、もっと勝ちたいと思ってほしい。私や(フェンシング経験者の)妻のDNAもある。それを自分で生かしてほしい」。決して押し付けないのは、宏二さんの思いからだった。
【引用元:サンスポ】
そして、江村宏二さんが家ではフェンシングについて全く語らない理由は、「家は休むところだから」という考えがあるからだそうです。
江村美咲の父親の選手育成術は負けても怒らない!
江村宏二さんの選手育成方法は、練習所に遊びに来させて「ここに来たい」と思わせ、まずはフェンシングを好きになってもらうこと、そしてやりたくなった時にしっかりと教えると述べています。
宏二氏は娘を世界女王に育て上げる一方で、家庭内では全くフェンシングについて語らないという。「家は休むところだから。小さいころは教えていましたけど。私の仕事はいかに練習所に遊びに来させて『ここに来たい』と思わせ、フェンシングを好きになってもらうこと。やりたいと言った時だけ詰め込んでやっていた。強制的にやらせたことはなく、負けても怒ったことはない」と自身の〝育成術〟を語った。
【引用元:東スポWEB】
さらに江村宏二さんの育成術として、強制的にやらせることはせず、負けても怒らないことを重視しているそうです。
負けたときに一番悔しいのは本人であることから、勝ったときには思いっきり褒めるというスタンスを持っているとのことです。
「家は休むところ」との考えで、宏二さんからフェンシングの話をすることは一切ない。室内に練習道具が設置されることもなかった。「負けたときに一番悔しいのは本人」と敗戦に怒ることもない。ただ、勝ったときには思いっきり褒めた。
【引用元:サンスポ】
江村美咲の父親まとめ
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